第三の扉/清春

第3の扉
2003年12月5日渋谷公会堂で行われた清春のファーストソロライヴを収録した2枚組DVD『第三の扉』をレビューします。



まずはスクリーンに色鮮やかな花が次々と映し出される…なんか高速で切り替わる花を見てると頭が錯乱してくる…
そして優雅なメロディが流れ『唯一遠くへ』から幕を開ける。ギターで弾き語る清春…絵になるわ、やっぱ…サビの世界観の広がりは魅せられますねぇ…
「声を聞いただけでこの顔が浮かぶ?」
何者をも寄せ付けない表現力、そしてオーラ…これこそが一流のミュージシャンなのでしょう。
優しく上品な彩りを添える『2月』。タバコを吸う姿もいちいちサマになってるな。
重~いダークな雰囲気が漂う『空』。ボーカルを引き立てる控え目な演奏の中ゆっくりじっくり歌い上げる…薄暗いステージも曲と合ってますね。失敗は許されない厳粛な緊張感…でも安心して聴いていられるのは清春というアーティストが俺の中で絶対的存在だからということに他ならない。
甘~い歌声とメロディに惹き込まれる『MELANCHOLY』。う~ん…よく聴くとドラムのタム回しもまた夢心地…
憂鬱に堕ちていく『百合の花束』。これは懐かしい曲をチョイスしてきましたね。冷やかな妖しさに酔わされていく…
軽やかなベース音が鳴り響く『マゾヒストオルガン』。この曲もまた懐かしい。いやぁメロディの重厚感が凄いですね!最強のリズム隊に極上のボーカル…これで惹き込まれないワケがない!
イントロのピアノの音色が気持ちを和ませる『やがて僕は拒絶する』。軽くハネるリズムが何とも心地良い。この曲は配布CDでしか聴けないので超貴重ですよ!しかとその耳に焼き付けておくべし!
重暗い空気に支配される『暗いくちづけ』。一通り歌い切り終盤へ…おおぅ!待ってました!このいきなり豹変するハードロック感が好きなんだ、俺♪でもまだ未完成だったのかボーカルの激しさは若干控え目だな…そしてラストは激烈ハードなグルーヴで締める!特にドラムのハードプレイは聴き応えアリ!
アコギとピアノの音色をバックに歌う『if』。ソロならではの演出に心を奪われていく…この曲ももう遥か昔って感じだな…
引き続きアコースティックでしっとりと詩世界へ誘う『Misery』。そして終盤になるとリズム隊が重厚な音を奏でていく…魅せてくれるわ~♥こうして振り返ると黒夢の初期の頃の再現が多いですね。
近寄り難く気高いメロディに陶酔される『カーテン』。程良いハード感で魅惑的に寄り添ってくる…好きだな、この曲♪
出た!完全虜なポップソング『あの詩を歌って』。思わず笑顔が零れてしまう…忘れられない歌声、忘れられないメロディ、忘れられない感動…忘れないように大切に心の中にしまい込もう…
『優しい悲劇』のメロディが流れオーディエンスも嬉しそうな歓声を上げる。ピアノの演出がより一層後ろ髪引かれるような切なさを際立たせる。これはもう…惹き込まれるなと言う方がムリっす♥
ゆっくりと気怠く歌声を響かせる『オーロラ』。ひんやりとした幻想感…美しいオーロラを解き放つように…
ファストに突き抜けていく『EMILY』。うん、この曲はライヴで聴いた方が呑み込めるな。でもバイオリンの音色が無いのは何とも淋しい…なんか1回目のサビでピー音入ったけど歌詞間違えたかな?別にピー音入れることはないと思うけど…
深く深く沈んでいく堕落バラード『飛行船』で幕を閉じます。そのまま消えていきそうな程気怠く鮮やかに…
「堕ちる事を願う時は「哀れ」という言葉なんて居ない」
この曲がラストというのも何か余計に悲愴感が漂っている…



ディスク2はPVとインタビューですね。
『オーロラ』

自然の幻想美を心行くまで堪能できます。どことなく哀愁感もありますね。
『EMILY』のPVは清春の体から這い上がってくる無数の虫が悍ましい…
[ANOTHER EDITION]の方は他のシーンは排除され清春の弾き語りでのプレイをじっくり満喫できます。
インタビューはこのファーストライヴを終えての感想がメインかな?



いやぁライヴはとにかく魅せられましたね…
いくら言葉で飾り付けても表現しきれない説得力…特に過去の曲が洗練されていて聴き入ってしまいましたね。
う~ん…ライヴというよりコンサートと言った方がしっくりくるかな?なんか雰囲気が神聖なんですよね…
ソロでの清春が好きな人ならこのDVDは必見でしょう。

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poetry/清春

poetry.jpg
清春のファーストアルバム『poetry』をレビューします。
最初というだけあってゲストの顔触れが豪華です。


1. 唯一遠くへ
穏やかなメロディと歌声がゆっくりと沁み込んでいく。
ギターはラルクのkenさんが弾いてます。イントロの高音ギター、しっかりと響いてきましたよ。
この曲、をイメージして作ったそうです。言われてみれば確かに春っぽいな…暖かな日差しが差してるというか…
2. 暗いくちづけ
デカダンで陰湿な雰囲気…後半になるにつれ段々とアップテンポなロックに化けていきます。ラストのライヴ的な暴走感がキテます!
まぁ構成としてはメリーの『激声』に似てるかな?2部構成的なね…
3. 闇
繊細で澄んだダーク感…悪意な闇など一切無くただただ優しく包み込んでくれる闇…
ファルセットのコーラスもチェロの歪んだ音色も優雅な一時を与えてくれます。
「闇は選ばれし人の胸だけに
闇は愛すべき人の胸だけに」

こんなフレーズも清春さんだから説得力があるんですよね…
過去に背負った心の闇…それを耐え抜いて歌に変えている清春は本当に強い人だと思う。
4. 2月
影を持ちつつもゆっくりと癒されるような抱擁感。何処までも綺麗で儚い…
『唯一遠くへ』と同じようにこの曲もを感じさせますな。
5. MELANCHOLY
う~ん…まさにメランコリィな曲調ですな。高音と低音を使い分けたボーカルも美的な憂鬱感を上手く表現してますね。
バイオリンはSUGIZOさんで更にエレガントな世界観を創り出してくれてます。
6. オーロラ -Album ver-
しっかりとしたメロディアス感…幻想の中を彷徨ってるような錯覚を覚えますね。
低音で哀しみを歌うボーカル…サビもまた美的で悲哀感が漂ってるなぁ…叙情的に歌うシーンもありディープに惹き込まれていく…
7. 退廃ギャラリー
軽やかでシャッフル的なリズム感、エフェクトを掛けた歌声、モノクロで気怠いアダルトな雰囲気に仕上がってます。
う~ん…真夜中の港で密売でもやってそうなイメージを抱いてしまうのは俺だけ?
8. EMILY -Album ver-
シングルバージョンの方はあまり受け付けなかったけどバイオリンの音色が更に濃厚になり魅惑感が大幅にアップしましたね♪
せわしない曲なので悩ましいヒーリング効果を強調したことで思わず惹き込まれてしまいましたね…
9. あの詩を歌って
物凄く心を奪われるポップで誰にでも耳に馴染んでいくようなキャッチー感。アコギの音色も良いですね…
「あの詩」とはもちろん『Like A Angel』でしょうね。
ライヴではファンとの距離がグッと縮まる大切な曲です。耳を澄ませばオーディエンスのシンガロングが聞こえてきそうだな…
俺的にはこのアルバムのリードトラックだと思ってます。
10. PERFUME
ボーカルのゆっくりと聴かせる優しい歌声に陶酔してしまう…繊細なギターのフレーズにドラムのリズム…憂鬱なメロディも所々でしっかりと存在感を残してます。
11. REVOLVER
元ZIGGYの森繫さんとのコラボ。
このアルバム唯一の爽快なハードロック。
森繫さんとの歌声が絡み合い更に曲を盛り上げていく…巻き舌もとことんロックだぜ!マイクスタンド引きずり回しながら歌ってる姿が目に浮かぶ。
やっぱ大物との絡みは説得力が違いますね。清春さんがずっと憧れてたアーティストとのコラボ…嬉しかったでしょうね。
12. 飛行船
メジャーコードによる美麗なギター、スローテンポで気持ちを込めて歌うボーカル。
音楽人生の終わりを綴ったような歌詞にハラハラさせられましたね。
約3分間演奏で構成されてるラストはエンディングと表現した方がいいかもしれませんね。それはまるで飛行船がゆっくりと墜落していくような危うさを感じさせる…



ラルクのkenのギター、SUGIZOのバイオリン、元ZIGGYの森繁とのコラボとファンなら勢い余って小指を噛みちぎってしまう程贅沢なゲストの顔触れ。
まぁソロ一発目のアルバムだからインパクトを最大限に活かすために集まってくれたのかもしれませんね。

培ってきたキャリアと才能…納得してしまうしかない程芸術に満ちた説得力…
詩を歌っている…ただそれだけでリスナーを惹き付けてしまう洗練された歌声…偉大な歌うたいの感性はソロになって一段と強く咲き誇ってます。
『poetry』(詩人)というタイトルに相応しく心に温かく刻まれる歌詞の数々…
黒夢でもSADSでもなく等身大な清春の姿…
聴き初めは良さが理解できなくても何年後かに聴けば改めて良さが解かるような…愛聴盤ですね…聴けば聴くほど良いと思える。
憂鬱さえも最大限に利用してしまう清春にしか作れない名盤と言えるでしょう。

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実写版の意味

最近な~んかアニメの実写版流行ってますね…
何なんだろうね?これ…
意味はあるのか?
今まで数々の実写版作品を作ってきたようですが原作超えたことあんの?
ていうかもはや原作のイメージはコナゴナです…
もっと言えばサブいんですよ…
自己満もいいトコだわ!
悪寒が迸ってんだよ、悪寒が💢
映画なんか特に金払って見るだけの価値があるとは到底思えねぇ!
ただ原作の再現して金稼ごうなんて考えてみりゃそんな楽な仕事ないわな?
ただ儲かりゃいいのか?
考え方甘過ぎんじゃないの?
…と少々アツくなってしまいましたが…まぁ見る気も一切ない俺にとってはどうでもいいことだわな…(笑)
俺の知らない水面下で勝手にやっててください。
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救われた曲

絶望にサヨナラ
蜉蝣のシングル『絶望にサヨナラ』をレビューします。



1.絶望にサヨナラ
ハードで泥臭い突き抜け感が堪らなくカッコイイ!この曲が流れただけでネガティブから速攻エクスタシーへ!
ユアナのギターソロの速弾きもまた挑発的且つ、高揚的。
死に縋る者へ魂の込もった「生」を力強く強引に捩じ込む!
この曲を聴くと何故かいつも絶頂に達した涙が溢れてくる…俺の生涯忘れられない大切な名曲です。
綺麗事をあ~だこ~だ歌っても人なんか救えない…救えるのはやっぱ心の底から湧き上がってくる純粋で激情な想いだけなんだと…
人を救うのに綺麗も汚いもねぇだろ?
「まだ君は腐るには早過ぎるだろう」
10年前のぬけがらの俺に火を点けてくれたのは紛れもなくこのフレーズだった…
この曲で俺は絶望から救われたんだ!
生きる活力が漲ってくる得体の知れない力…
それは麻薬より即効性があるカンフル剤。

2.私。
大佑の縋るような歌声が儚い失恋バラード。
叙情的なシーンもあり徐々に哀しみに惹かれていく…
控え目な演奏もボーカルを引き立てていてグッドです。
3.愛はサベージ
イントロは過呼吸から始まりウネウネギターでハードに攻める。ボーカルは呟いたりグロウルで攻めたり叫んだりと情緒不安定で、サビでは悩ましくも儚く歌い上げる王道感。
「先生教えてください
愛ってどんなカタチでしょうか?
先生教えてください
愛はいくらで買えるでしょうか?」

「愛」とは何なのかを半ば脅迫的に問い掛ける…



大佑さんが居なくなって今日で7年になります。

でも寂しくなんかないぜ…

ほら、今も俺の真横でアンタが絶叫してらぁ…(笑)

限りなく強くて限りなく弱い…

でもそれは絶望のどん底を見てきたからだろ?

こんな人間らしい人間いませんよ…

完璧な人間なんてこの世にゃいないんだから…

「・・・・・・・・・・」

絶望にサヨナラなんて俺には死ぬまで出来そうにないけど…

約束された地獄の未来…

俺はそれすらエンジョイしてやるぜ!
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EMILY/清春

emily.jpg
清春のソロ第一弾シングル『EMILY』をレビューします。



1.EMILY
アップテンポでキャッチー、激しく美麗に聴かせてくれます。
曲調にあまり変化がないので若干飽きやすいかも?しかもずっとテンポを上げたままなので聴いてて疲れちゃうんですよね…バイオリンの音色もアルバムバージョンに比べて全然控え目だし…
どうしてもこのシングル曲よりカップリングの方に惹かれてしまうんですよね…
2.空
どんよりと鬱っぽく流れるメロディ、気怠くゆっくりと吐かれる歌声、そして優しく響くサックスがそっと彩りを添える。ドラムレスという事で憂鬱な空間がより濃厚に漂っていく…これはボーカリストとしての表現力が問われる曲ですね。
3.カーテン
鮮やかで何処か孤独を感じさせるギター、悲哀な低音で歌うボーカル、サビではより一層哀しみを張り上げていく。
全体的に哀愁に満ちた曲だけど段々と温もりを増していくメロディが俺的に好みですね。
4.背中まで45分
沢田研二さんのカヴァー曲。しかも作詞作曲が井上陽水さんですからね。これは贅沢ですよ!
ギターとベースのみの構成。ギターは清春さんが弾いてます。
優しく優雅に流れるギター、幻想的でとろけるようなボーカル。イイね、この2人だけの空間みたいな雰囲気♪もうメロメロっす♥
まぁ沢田さんの曲は一切聴いた事がないので新曲みたいに新鮮に入り込んできましたね。
因みにこの曲だけは『poetry+2』の方にも収録されていないのでかなり貴重です。



激しい清春か?聴かせる清春か?
良くも悪くもリスナーに問われるソロでの楽曲。まぁ黒夢やSADSの影を追っているリスナーにはソロの曲は向かないと思います。
ぶっちゃけ清春さんはよくライヴで歌詞を間違えるのでその誤魔化しも極力許されない…ハードな曲だと勢いでなんとかやり過ごせますがじっくり聴かせる曲だと間違いがモロに出てしまう…ミュージシャンとしての真価が試される究極の場と言っても過言じゃない。
その険しい道の第一歩を踏みしめた清春…俺もこの頃は次はどういう曲で聴かせてくるのかその動向に注目してたっけ…
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